安定供給の使命をチームの力で守っていく醍醐味。
調達需給部 需給グループ
鈴木 陸(2021年入社)
- 2021年 〜 2023年
- 九州支店に配属後は支店販売数量の管理と請求処理の補佐業務に携わる。その後は宮崎県一帯の取引先を担当。
- 2023年 〜 2024年
- 需給グループへ異動。バーター業務に携わり、安定供給に向けた元売り他社とのLPガス貸し借り交渉に励む。
- 2024年 〜
- 内航船業務に担当変更。国内LPガス転送用船舶のオペレーション管理ならびに在庫管理を担う。国内製油所の生産品仕入/製油所向け販売、基地操業会社の主管部としての社内調整にも取り組む。
入社のきっかけと決め手
高校までは柔道を、大学ではアメフトに取り組みました。アメフトではラインマンという陣形の要所を任され、常に失敗が許されない縁の下の力持ちとなる役割におもしろさを見出しました。その経験を通じて、就職活動でも人々の暮らしを下支えする仕事がしたいと考えるようになりました。
就職活動を通じてENEOSグローブを知るまで、日常生活の中でLPガスという存在を意識したことはありませんでした。しかし、プロパンガスが日本の約半数の世帯で利用されていることやカセットコンロ、ライターなどの燃料にブタンガスが使用されていること、タクシーはLPガスで動いていることが大半などその正体を知るにつれて、生活のあらゆる場面を下支えしているエネルギーであることに気づきました。そういったLPガス業界の中でも、当社は輸入から販売まで、サプライチェーンに広く関わることができる点に魅力を感じました。
最終的には採用イベントを通じて先輩社員や人事担当者と雑談するうちに親しみやすさを感じたことが入社の決め手となりました。また、内定後に同じ大学の先輩社員から社内の雰囲気や仕事のやりがい、待遇面など「生の声」を聴けたことで入社後のイメージをはっきりと思い描くことができました。
現在の仕事
需給グループの役割は、安定的なLPガス供給体制の確保です。国内にある各基地在庫の入出庫管理、基地間転送における物流管理、国内仕入活動などが主要な業務となり、2つのチームに分かれて主要業務を分担しています。
バーターチームでは、LPガス元売他社との在庫融通や出荷拠点の貸し借り交渉を行なっています。これらの交渉によって、ENEOSグローブの系列基地が存在しないエリアでも供給体制の構築が可能となります。バーター業務のやりがいは、交渉が成立した瞬間にあります。交渉のポイントは出荷拠点、品種、数量などさまざまですが、両社が必要としているポイントの相互扶助が成立したとき、供給網のパズルが合わさり、爽快感が味わえます。
内航船チームは国内転送用船舶のオペレーション管理と在庫管理を担います。LPガスには「一次基地」と「二次基地」という異なる規模の拠点があります。一次基地には45,000~47,000トン級の外航船が入港し、そこから700~800トン級の内航船で全国の二次基地へ在庫が転送されます。二次基地は国内の陸上物流を支える重要な供給拠点である一方で、貯蔵容量が小さいため在庫切れリスクを抱えやすいという特徴があります。悪天候などで海上輸送が難しい状況でも二次基地への供給を途切れさせないよう考えを張り巡らせ、綿密な調整を行います。
内航船チームのやりがいは、さまざまな関係者を巻き込みながら安定供給の成立を図る場面にあります。LPガスの需要が高まる冬場は海が荒れやすく、荒天時の航行は熟練の技術と豊富な経験を駆使しての挑戦となります。それぞれの現場が安定供給に威信をかけて作業していることを常に忘れず、現場が持続可能となる計画・施策の実現に向けて活動しています。
仕事の醍醐味
需給業務の醍醐味は、責任ある業務を仲間や関係者と乗り越えられたときに感じる達成感にあります。LPガスは安定供給が当たり前とされるエネルギーです。たった1回の判断ミスが大損害につながる可能性もあるため、その責任を一手に引き受けるプレッシャーを感じるときもあります。しかし、あらゆる関係者と協力し、何とか良い方向に持って行けたときは、大きな喜びと達成感を感じられます。
職場の雰囲気や働きやすさ
調達需給部は、一体感のある組織です。特に需給グループは年齢層が若く、先輩・後輩ともにコミュニケーションが取りやすいのが魅力です。安定供給という重大な使命を担うため、一人では抱えきれないような大きな課題に直面することもあります。しかし、チームやグループの垣根を越えてアイデアを出し合い、力を合わせて乗り越えてきた文化が根付いています。心強い先輩ばかりなので若手も積極的に挑戦し、成長を実感できる環境です。
ジョブローテーションで学んだこと
ジョブローテーションを通じてパワーアップできたと感じています!販売で宮崎県全域を担当していたときは、大きな責任を背負うチャンスへの高揚感と自身の実力不足の両方を感じました。知識・経験が深まりきらないまま現場へ飛び込み、お客様が伝えたいであろう話の10%ほどしか理解できなかったときは自分にがっかりもしました。
それでも、自分がお客様の役に立てる部分やより円滑にコミュニケーションするにはどうするべきかを考え、「今の自分にできることはお客様にとって一番話しかけやすい存在になること」という思いで訪問時には必ずすべての顔見知りの方々と会話することを心がけました。私を認識してくれる方が次第に増えていき、相談を持ちかけていただける機会も増えました。そのときは窓口担当者として認めてもらえた気がしてモチベーションが強烈に高まったことを憶えています。
需給グループは幸運にも、当時の私が勉強不足だと感じていた商流・物流・品質などの領域について実務を通じて理解を深めることができる環境でした。今まで理解が及ばなかった分野の疑問にまっすぐ打ち返してくれる先輩たちと出会うことができ、苦手分野に向き合うことができました。
また、外部との交渉経験を積み上げることができたこともプラスの経験でした。需給グループの業務は社外関係者と協力して進めていく課題が多く、セールス経験で身についたコミュニケーションスキルを発揮することができました。スピードが重視される取引先との交渉とは異なり、複雑な課題を根気強く調整する長期の交渉が多いため、論理と情熱の使い分けが自然と身につく経験をさせてもらいました。
早い段階に苦手分野を発見できること、そしてスキルアップにつながる機会に巡り会えることがジョブローテーションの良さだと思います。
オフタイムの過ごし方
ジョギング部の仲間たちと「沖縄NAHAマラソン」に毎年参戦しています。前回大会は総勢44名のメンバーで出走しました。お祭りムードを感じながら自らの限界を超える挑戦ができる有意義なイベントです。