社員紹介(管理部門②)VOL.09


社会の変化に
対応して
新たな事業を
創造
する。

SCROLL

事業創造室
島根 亮(2009年入社)

入社後、東北支店に配属となり、燃料販売店への営業を経験。その後、2014年に新設された広域販売部産業エネルギーグループへ異動。販売総括部販売総括グループ、中国支店、リテール企画部リテールサポートグループを経て、2023年から事業創造室にて新規事業の開発に取り組む。

CAREER

2009

学生時代に金沢で豪雪災害や能登半島地震を経験したことでエネルギーの安定供給に関心を持ち、ENEOSグローブの前身である三井丸紅液化ガスに入社。

2009-2023

東北支店・中国支店で燃料店への営業などを経験後、リテール企画部リテールサポートグループに異動。燃料転換の推進や「エネファーム」の普及に取り組む。

2023

新設された事業創造室に所属。LPガスの需要減少に備えて成長性のある新規事業の開発に従事。自ら新しいアイデアを生み出し、形にできることに大きなやりがいを感じている。

地域貢献につながる
仕事だと再認識

私は石川県金沢市で学生時代を送りましたが、その間に2006年の豪雪災害、2007年の能登半島地震という2つの大きな自然災害が起きました。その際大学の学びの一環として、震災の被災地に調査に行ったのですが、避難所ではLPガスを使って炊き出しが行われていました。その様子を目にして、緊急時にも柔軟にエネルギーを供給できるLPガスに大きな可能性を感じ、ENEOSグローブの前身である三井丸紅液化ガスへの入社を決めました。

入社した年に東北支店に所属し、営業職を経験。担当エリアにある数十カ所の燃料販売店を回ってLPガスを販売するのですが、地元に根ざした燃料店の方とコミュニケーションをとったり、車で何時間もかかる場所でLPガスが使われている様子を目にしたりしたことで、自分の仕事が地域貢献につながっていることを実感でき、大きなやりがいを感じました。その後、2022年からリテール企画部リテールサポートグループへ異動。環境意識の高いメーカーに工場で使う燃料を石油からLPガスに変えてもらうように提案する燃料転換の業務や、ハウスメーカーに家庭用燃料電池「エネファーム」の設置を提案する販売支援などの業務に携わりました。営業職とは異なり、消費者の方々の声を直接聞けたことで、当社に何が求められているのかを身をもって知ることができました。

新しいアイデアを
形にできることが醍醐味

脱炭素や人口減少、地方の過疎化といった社会の構造の変化、機械の省エネ化などにより、LPガスの需要は今後減少していくと予想されています。そうした中、当社では「エネファーム」事業や燃料転換の推進により市場の拡大を試みています。しかし、将来を見据えた時、そのように状況の変化に対処するだけでなく、成長性のある新たな収益源を創出することが重要になってきます。そこで、2023年4月に新設されたのが、現在、私が所属している事業創造室です。

事業創造室のミッションは、その名の通り、将来に向けて“新たな事業を創造する。”ことです。私は当部署の立ち上げから参画していますが、まさにゼロの状態から新たな企画を立案しなければならず、そのためのノウハウも蓄積されていないため、当初は何から手をつけていいかわからず困惑しました。しかし、その分、自由な発想でアイデアを生み出すことができます。例えばVRなど、これまでの業務では関わりの薄かった最先端のテクノロジーを新規事業に導入することも可能です。現在は、さまざまな企業にヒアリングをしたり、新製品の展示会を回ったりと、常にアンテナを張りながら新規事業のアイデアを膨らませているところです。

先人の努力を尊重しつつ
新たな事業に挑戦

新規事業の創造に取り組むようになったことであらためて感じたのは、安全・安定・安心なエネルギーを供給するという点において、LPガスが非常に優れた事業モデルであるということです。これまで当社でLPガス事業を継続してこられたのは、長い歴史を通して築き上げられてきた実直な社風によるところが大きいでしょう。一方で、事業創造室が立ち上げられたり、若手社員が増えたりしたことで新たな挑戦をする機運も高まっています。

最近、事業創造室ではある新規事業を構想し、実現可能性を検討しました。しかし調べてみると、そのアイデアがすでに15年前に社内で検討されており、当時の技術では実現が難しかったため事業化を断念していたことがわかったのです。現在、その事業を現代の技術で実現しようとしていますが、考え抜いた結果出てきたアイデアが、先人がたどり着いたアイデアと同じだったことで、自分たちの発想は間違っていなかったのだと自信を持つことができました。新規事業というと先進的かつ斬新であることが重要だと思いがちですが、本当に求められる事業は時代を超えて実現していくのだと思います。これからも新しいことに挑戦しつつ、先輩方が努力を重ねて築いてきた道をさらに強固にしていきたいと考えています。

就活生に一言

自分を信じてやりがいや働きがいを見つけてほしい 自分を信じてやりがいや働きがいを見つけてほしい

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休日は子どもと
過ごす時間を満喫

独身時代から野球や写真を趣味にしていましたが、結婚して子どもが生まれてからは子どもを中心に趣味を楽しむようになりました。休日になると一緒にキャッチボールをしたり、子どもの写真を撮ったりして、家族と過ごす時間を満喫しています。

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