社員紹介(調達需給部門③)VOL.07
LPガス調達の
要として
中東を
舞台に奮闘する。
調達需給部アブダビ事務所
渡邊 雄大(2010年入社)
入社後は九州支店への配属となり、営業担当として主に熊本県の取引先を担当。その後、調達需給部海外調達グループに異動となり、船舶オペレーターとして輸入船手配などの配船業務を担当する。2016年より調達需給部アブダビ事務所に所属。
これまでの歩みCAREER
2010
LPガスの輸入から販売まで手掛ける事業の規模感と、選考中に出会った社員の人柄に魅力を感じ、当社を志望。
2010-2012
入社後は九州支店に配属。営業担当として主に熊本県の取引先を担当する。
2013-
調達需給部海外調達グループに異動となり、輸入船の手配などの配船業務に従事。2016年にはアブダビ事務所に配属となり、LPガス購入契約の締結交渉や船舶オペレーションの確認業務を行う。
エネルギー産業の中心地から
国内向けLPガスを安定供給
就職活動時期は、社会への貢献性の高さや影響力の大きさという観点から、エネルギー・インフラ業界への就職を希望していました。その中でも当社の、日本全土で使われるLPガスの輸入から販売までを一貫して行っている点に魅力を感じ、入社を決めました。また、選考の過程で出会った社員の方々の人柄に触れ、「この人たちと一緒に働きたい」と実感したことも大きなポイントです。
私は2016年から調達需給部アブダビ事務所に所属しており、LPガスの調達先である中東の国営石油ガス企業とのLPガス購入契約の締結交渉や、船舶オペレーションを確認する業務を担当しています。VLGC(Very Large Gas Carrier)と呼ばれるタンカー一隻に、約45,000トンのLPガスを積載して日本へ輸送するので大きなやりがいを感じています。一方で積載量が多い分、取り扱う金額も非常に大きいので、たとえ小さなミスであってもそれが大きなロスにもつながるという緊張感と責任感を持って日々の業務にあたっています。また、日本へLPガスを安定的に供給するためには、関係各所との綿密なオペレーションの確認が欠かせません。国営石油ガス企業以外にも、銀行や船会社、船舶代理店、貨物検定業者などとも密に情報を交換しています。当社の調達戦略作成の一助となるように、日頃からエネルギーに関する情報に限らず、中東の社会情勢に関する情報を収集して関係部署に発信することも、現地に駐在するスタッフとしての重要な役割だと考えています。
日本でも世界でも
人との関わりを第一に
私が普段やり取りをしているのは、中東の国営石油ガス企業の方々です。彼らは、中東地域の伝統的な民族衣装を着ていることが多く、一見、外見の違いが分かりにくいこともあります。しかし、仕事はやはり人と人とのコミュニケーションの上に成り立つため、相手の顔と名前はすぐに覚えることを心がけています。私がこのことを強く意識するようになったきっかけは、入社1年目に配属された九州支店でのあるお客様との面談でした。
支店では、LPガスの小売会社に対する卸販売を行っており、若手であっても一人のセールスマンとして小売会社の購買責任者や経営者を相手にすることも少なくありません。新人社員は先輩社員に同行して営業の仕事を教わっていくのですが、ある時、私の親に近い年齢のお客様が、新人にもかかわらず私のことをしっかりと覚えていてくださり、とても感動しました。以来、仕事で接する相手一人ひとりのことを思いながらコミュニケーションすることを大切にするようになりました。日本でも、海外でも、顔の見える関係性に勝るコミュニケーションはないでしょう。
会社を代表して
世界の石油ガス企業と渡り合う
私が所属する調達部門は、日本国内における需要を満たすために必要な数量を適切なタイミングかつリーズナブルな価格でLPガスを購入することが求められます。そのため、LPガスの需給状況のみならず、原油市況や地域情勢などを分析する必要があり、その結果を踏まえて当社の購買方針や希望契約内容を決定します。しかし、決定した内容を購入先である中東国営石油ガス企業に理解してもらうことは簡単なことではありません。現地にいることを活かし、相手先に足しげく通ってコミュニケーションを重ねることで、当社の考え方に共感してもらい、信頼関係を築くことができます。中東地域内で当社のプレゼンスが高まれば、より有利な購買条件を引き出すことができるようになるため、少しずつ実績を重ねていきたいです。アブダビ事務所にいるからには、「中東のことなら渡邊に聞け」と言われるくらいに、中東におけるLPガスの需要状況、地域情勢を熟知したエキスパートになることを目指しています。
就活生に一言
私の、熱い私生活!MY PRIVATE LIVE
まとまった休日には
海外旅行へ
休みはショッピングモールやジムで過ごすことが多いですが、連休などでまとまった休みが取れた際には、近隣の中東地域やヨーロッパなどへの海外旅行を楽しんでいます。